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地下構造物の設計により都市基盤づくりの一部を担っています

主に、地下鉄に関連する設計をしています。例えば、隣接ビルと地下鉄施設を接続する地下連絡通路の設計のほか、車両基地内の土木構造物の設計、駅構内のバリアフリー化のためのエスカレーターやエレベーター設置に関わる改良設計などを行っています。私たちはこのような業務を通して都市部での生活を地下から支えています。

地下連絡通路の設計業務

東京は地上には高層ビルが建ち並び、地下にはビルや駅施設を結ぶ地下ネットワークが広がっています。ビルの老朽化などによる建て替えの際に、付加価値を高めることや利便性を高めるために、駅施設とビルとを接続する地下通路が作られています。我々は地下ネットワークの一部である地下連絡通路の設計を行い、地下構造物の設計を通して安全で快適なまちづくりを目指しています。

地下鉄平面図の更新業務

地下鉄では日々いろいろな駅で建築・土木の改良工事が行われています。東京の地下鉄の駅だけでも数百駅あり、現状図を常に更新する必要があります。工事完成図から新設された箇所や改良された箇所を探しだし、現状図に反映する作業を行います。その後、図面と現地の整合がとれているかを確認し納品します。作成した現状図は維持管理等の図面として利用されています。

点検業務

鉄道の施設は建設から何十年も経っているため、老朽化したものを見つけて、直すことが必要です。設計第2Gでは、その老朽化したところを探すための点検業務を行っています。点検項目はコンクリートが欠けて鉄筋が出ていたり、水漏れしていたりする箇所で、その点検項目を鉄道会社に報告します。鉄道会社はその情報をもとに補修の計画を組むため、安全に関わる大事な業務です。

鉄道グループの仕事の流れ

  • 1.協議、資料収集
    案件の受注後、設計仕様や設計方針について顧客要望を伺いながら協議を行います。また、設計に必要な埋設資料や測量図、土質調査報告書、既存構造物の竣工図書などの資料を収集します。顧客提供がない場合には測量や土質調査の外注をすることもあります。
  • 2.業務計画、現地調査
    業務計画書を作成し、業務の進め方などを決めます。必要に応じて現場調査を行い、設計箇所周辺の状況確認や写真撮影、簡易計測などを行います。
  • 3.詳細設計
    発注元の仕様に合わせた設計条件を作成します。条件に合わせて設計対象の構造計算を行い、図面作成に必要な情報を決めます。構造一般図、配筋図、各種詳細図などの設計図を作成し、それらの図面を使って工事の積算に必要な部材数量等を計上します。
  • 4.照査
    作成された設計成果物が設計基準に対して技術的に問題がないか、顧客要求事項を満たしているか内部の照査担当者が照査します。
  • 5.成果品の提出
    成果物として、設計図、設計計算書、数量計算書等を納品します。

担当者からのひと言

自分たちが設計した地下通路の工事が終わって形となり、実際に利用している人を目にしたときは「自分も誰かの役に立っている」と実感しました。直接利用者の声が届くことはなくとも社会に貢献できる仕事、そこが魅力です。

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暮らしに密着した社会資本を整備する、専門家集団です。
わたしたちは60年に渡り、社会資本の施工事業者のパートナーとして現地調査・計画・設計等に専心してまいりました。
長年の知識を生かしたマネジメントで、住民の方と施工事業者との架け橋となるような、建設コンサルタントを目指しています。
無電柱化や電線共同溝、道路、上下水道、地下鉄など、地下インフラの整備は弊社へお任せください。どうぞお気軽にご相談くださいませ。