設計第2グループ
design 2group

鉄道施設の設計・点検で人々の安全を確保しています。

主に鉄道施設に関する設計や点検を行っています。
例えば、通行人が鉄道の管理用地に立ち入らないための侵入防止柵の設計、地下鉄内の空気を循環させるための換気口・換気塔の点検、鉄道の車両基地で安全に車両の点検をするための点検通路など鉄道に関わる方々全員の安全を確保する仕事を担っています。

鉄道施設の構造設計業務

鉄道施設を新しく作るための計画・構造計算を行っています。構造計算は設計ソフトを使って、地震が起きても壊れない安全な構造物になるような強度にしています。老朽化しているものを新しく作り直すこともあるので、そのような場合は現場状況も考えて、実際に構造物を作れるように計画しています。

点検業務

鉄道の施設は建設から何十年も経っているため、老朽化したものを見つけて、直すことが必要です。設計第2Gでは、その老朽化したところを探すための点検業務を行っています。点検項目はコンクリートが欠けて鉄筋が出ていたり、水漏れしていたりする箇所で、その点検項目を鉄道会社に報告します。鉄道会社はその情報をもとに補修の計画を組むため、安全に関わる大事な業務です。

設計第2グループの仕事の流れ

  • 1.現地調査・現地状況把握
    発注者から受領した現地の図面などで設計上気を付ける箇所を把握します。また、実際に現地を調査して、他に問題点がないか確認します。
  • 2.計画
    予備計算を行って構造物のアウトラインを決定します。その構造物を設計するための作業を分類し、人手や経費などに注意しながら最適なフローを計画します。
  • 3.設計計算
    計画で決めた構造物のデティールを決めていきます。設計ソフトを使って、その構造物の安全に対して必要な部材を確認します。
  • 4.図面作成・数量計算
    設計計算で決定した構造や部材を図面に起こします。設計図をもとにコンクリートや鉄筋など必要な部材の重量を数えます。
  • 5.成果品の納品
    成果品として、設計計算書・数量計算書・設計図を作成し、発注者に納品します。
  • 1.点検作業工程の決定
    点検業務を専門とした協力業者と打合せを行い、点検作業工程を決定します。発注者の立会が必要な場合もあるため、発注者にも予定を伺います。
  • 2.点検
    換気口・換気塔の点検を行います。コンクリートや鉄筋の以上を目視や打音で判断し、異常のある場合は位置がわかるように図面に記載しておきます。
  • 3.図面作成
    点検作業中に発見した箇所をCADで図面に反映します。この図面が発注者や補修作業をする方にわかるように正確に作図します。
  • 4.データプラットフォーム登録
    発注者の点検データプラットフォームに異常箇所とその写真を登録します。図面と写真の位置等が間違っていないか確認しながら登録します。
  • 5.成果品の納品
    成果品として、図面を発注者に納品します。

担当者からのひと言

設計業務は想像することが大切です。構造計算は実構造物に近い条件で計算しているに過ぎず、実構造物の条件を100%再現した設計というのは不可能に近いです。よって、想定する状況で何が起こるかを想像して設計に反映させることが必要で、この想像が設計の醍醐味です。

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暮らしに密着した社会資本を整備する、専門家集団です。
わたしたちは60年に渡り、社会資本の施工事業者のパートナーとして現地調査・計画・設計等に専心してまいりました。
長年の知識を生かしたマネジメントで、住民の方と施工事業者との架け橋となるような、建設コンサルタントを目指しています。
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