設計第2、4グループ
design 2,4group

地震に強い水道を実現するための設計をしています

首都直下型地震に備えて、東京都では老朽化した配水管の耐震化を進めており、そのための設計を行っています。安心して水道を使い続けられる環境を守る役割を担っています。

水道管路の耐震化の状況(令和元年度末)

全体:45%

区部:45%

(東京都水道局より)

測量・埋設調査

まず、道路の地形図を作る地形測量(現地測量)を行い、そこに電気やガスなど他企業の地下埋設物や既設水道管、附帯設備の位置を反映し、設計の土台となる現況平面図を作成します。

設計業務

地下埋設物は上下水道、ガス、NTT等他企業の配管が輻輳して配管されいます。

調査結果を踏まえ、道路管理者や他企業の埋設管理者等と調整をしながら、施工方法などを決め、占用位置へ工事契約に必要な設計を行います。

設計第2,4グループの仕事の流れ

  • 1.現場測量調査・他企業(NTT、東電、ガス、下水道等)の埋設資料調査

    対象路線の地形測量を行い、支障物やマンホールの位置等の測量調査をします。

    他企業の埋設物資料収集や既設水道管の調査を並行して行います。

  • 2.設計協議
    水道管布設占用位置や施工範囲の附帯設備工の確認をし、その他道路協議を行い調整します。
  • 3.詳細設計
    測量調査を基に収集した調査資料、設計協議の内容を反映させて、平面図・横断図、舗装復旧図、附帯設備工図、管割図等工事発注に必要な図面を作成します。それを基に積算をするための材料や工事システムに入力するための数量総括表を作成します。
  • 4.成果品の納品

    配水小管の場合は起工書類を作成し、配水本管にあたっては報告書の作成が必要となり、提出する内容が変わってきます。

    発注者の審査が入り、その後成果品の納品となります。

担当者からのひと言

技術者として、発注者へ施工方法や問題点の解決策等の提案をする。よりよいものづくりを常に心掛け業務に励んでます。

工期が変更することもあり、工程管理が難しい側面もありますが、生活に密着した水道を守るという側面もあるのでやりがいを感じます。

さらに社員の声を聞きたい方はこちらから
メトロ設計では、共に働く仲間を募集しております。
下記フォームから気軽にご応募ください。

暮らしに密着した社会資本を整備する、専門家集団です。
わたしたちは60年に渡り、社会資本の施工事業者のパートナーとして現地調査・計画・設計等に専心してまいりました。
長年の知識を生かしたマネジメントで、住民の方と施工事業者との架け橋となるような、建設コンサルタントを目指しています。
無電柱化や電線共同溝、道路、上下水道、地下鉄など、地下インフラの整備は弊社へお任せください。どうぞお気軽にご相談くださいませ。