知っていますか?ハチミツができるまで

公開日 2023.4.25
更新日 2023.4.26

今回は、当社が地域活性化の一環として行っている養蜂活動をご紹介します。
当社は、地元で創設された『鶯谷ハニープロジェクト』のメンバーとして協力してくださる関係者の方々と一緒に、ビルの屋上で養蜂をしています。
誰もが知っているハチミツですが、みなさんはどのように作られているかご存知ですか?

ハチミツができるまで

  1. 働きバチが花の蜜を吸い、体内の蜜胃にためて巣へ持ち帰る。
  2. 巣にいる働きバチがその蜜を受け取り、水分を蒸発させるために羽ばたき風を起こす。
  3. 巣箱内の、巣板と呼ばれる場所に蜜を保存する。蜜が成熟したら分泌した蝋(ミツロウ)で蓋がされる
  4. 巣板を遠心分離機に設置し、ゆっくりとハチミツをしぼっていく。 ←ここからが収穫作業となります
  5. 絞ったものをこし、不純物を取り除いたら完成!

このように、たくさんの働きバチと人が時間をかけて作られているのです。
また、ハチは花を見つけると仲間に8の字ダンスで場所を知らせる習性がありますが、ハチの種類によって花蜜を集める性質も違います。

  • 西洋ミツバチ:一般的に1種類の花蜜を集める (弊社では西洋ミツバチを育てています。)
  • 日本ミツバチ:数種類の花蜜を集める
また、ハチミツの分類も大きく二つに分かれ、

  • 単花蜜:半分以上が一種類の花蜜で作られたもの
  • 百花蜜:様々な花蜜が混ざり合ったもの
と呼ばれています。
代表的な花はレンゲやアカシア、ソバなどで、種類によってハチミツ自体の味・色も変化します。このように違いがはっきりと分かると面白いですね。

ハチミツだけではない!ミツバチが生み出すもの

ハチミツはもちろんのこと、下記のような素材にもミツバチが関わっています。

  • ミツロウ:ミツバチ自身が分泌する蝋によって作られたハチの巣から、蝋成分を抽出したもので保湿に優れている。
    加工例)リップクリームなどの化粧品・クレヨン・ワックス
  • ローヤルゼリー:働きバチが食べる花粉の消化によって分泌されるもので、女王バチのみに特別な食べ物として与えられる。また、人間の体内では作り出すことができない栄養素(必須アミノ酸など)が含まれている。
    加工例)サプリメント・美容商品

国産と輸入の割合

国内流通量は約47,000トンです。その割合は国産が6%、輸入が94%であり、中国からの輸入が7割を超えています。

(引用:農林水産省 生産局畜産部 養蜂をめぐる情勢 3.蜂蜜の流通
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/kikaku/lin/sonota/attach/pdf/hachimeguji.pdf)

一般的に、私たちが売り場で見かけるものは輸入品が多いため、手に入りやすく安価である事が多いと思います。一方で国産品が希少である理由は、高齢化による養蜂家の減少や農地での花の栽培が衰退している事が挙げられます。

当社での養蜂活動について

そのような中、当社では地域活性化を目指した新たな取り組みとして2022年4月に養蜂活動を開始しました。
昨年は5~10月の間に4回採蜜を行い、計100kgを超えるハチミツを収穫することができました。

上記の写真からもその量がお分かりになると思います。
採蜜時期が違うものを食べ比べしたところ、色や味、香りも少しずつ変化がありとても興味深く感じました。

そして今月より新たな種バチを迎え、巣箱を設置し養蜂活動を再開しました。
これからどんどんミツバチの数が増えていき、6~7月には最盛期を迎えます。当社の所在地、台東区には有名な上野恩賜公園もあります。たくさんの蜜を吸って、今年もおいしいハチミツを作ってくれることを期待したいと思います。

今後の活動内容は、当社TwitterInstagramでも随時お伝えする予定です。



【次回のブログについて】

次回は「無電柱化事業」を取り上げます。
皆さんが駅周辺や観光地を訪れたときに、以前と比べて景観がすっきりとした印象を受けた事はないでしょうか?東京都では現在、防災面や安全面への考慮から電柱を撤去し、地中に埋める「無電柱化」を推進しています。
一方で、整備された場所から一本外れると電線や電柱が乱立している所(路地裏など)が取り残されています。どのような計画・順序で行っているのか、進展状況や問題等についてお伝えします。(※計4回に分けて掲載予定)

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